2月いっぱいで、作品の募集を終了しました。
今回はなんと100点を超えるご応募をいただきました。
ジャンル不問のそのとおり、実にさまざまな作品が集まり、そこから入選作を選ぶのは至難であるのは毎度のことですが、基本的には「えごころ」を大切に「かまりコ(津軽弁で香り、におい)」をかぎながら選出させていただきたいと考えています。
思えばきっかけは、いちばん寒い2月になにかできないかと考えたことでした。
時にはふぶき、空は暗く、あっというまに日が暮れる冬のただなか、画房ニュースに何を書こうかと首をかしげていた頃合、いただきもののりんごのきれいな赤を見て、「そうだ、りんごちゃんコンテストをやろう!」と本当に単純に思いついたのです。
寒い時期の仕事は単調になりがちなことに加え、「りんご」に「ちゃん」をつけたところには、少しでもにっこりできるようなイベントがいいな、テクニックやジャンルにこだわらず、絵筆をもってまもない方でも出してみようかなと思える公募にしたいという気持ちがありました。
画材店という存在に親しんでいただきたいともかねがね思っていました。
そんなわけでサイズも小さなハガキサイズ、これには展示できるスペースが少ないという理由もありますが、ご協力いただいているメーカーさんのスポンサー賞以外は賞品も参加賞もささやかなものです。
小店なりにできる範囲で、とほんとうに思いつきで始めたコンテストですが、応募作品を拝見すると、小さな画面にさまざまな表現がなされ、作者の感覚がしばしば強烈に立ち上がることに驚きもありました。
おもいきり可愛くもあり、淋しさもあり、飄々もあり、時にはエネルギー溢れ、あははと笑いもし、、、。
当コンテストにご応募くださった皆さま(ほとんどの方にわざわざご来店いただき)、そして告知にご協力くださった皆さまに心より感謝いたします。
10日に入選発表、同時に3月いっぱいの展示を開始いたします。
ぜひお気軽にごらんにいらしてくださいね!